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8年ぶりのシカゴ セッションは忘れられないものとなりました!

2017/09/07 Thu

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8年ぶりとなったアメリカはシカゴ。
今回のシカゴ訪問でやりたかったことの一つが、現地のミュージシャンとのセッションでした。
でも離日前に調べると、それはシカゴ到着当日。(大丈夫かな?)少し不安がありました。

成田から12時間のフライトの後、空港から電車を乗り継いでホテルに到着したのが18時頃。
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セッションは21:30スタートなので、全く機内で寝れなかった私は
2時間位仮眠を取ろうとベッドに入って・・そのまま爆睡。
はっと気づいて時計を見たら、22時半過ぎ!(ギャー!!)

でも2ndにはまだ間に合う。どうしよう?
凄く疲れてるからこのまま寝る?
いや、絶対行く!!

ばたばた準備をして、すぐ近くの駅から電車に乗る。
でも夜遅くの電車は要注意というのを忘れてた私が乗り込んだ車内には、
充満してる煙とたばこではない匂い・・大麻!??(しまった~!)
次の駅に到着するや否や、隣の車両に移動する。(ほっ 一人じゃなくてよかった)

Andys Jazz (8 of 36) (1)
前回も来た、シカゴ・ローカルジャズの老舗、Andy's。

ドアを入ると、愛想のない集金係のおにいさんから入場料$10、参加者無料、キャッシュオンリーと告げられる。
参加したいと言うと、ピアノのところにある紙に名前を書くようにとのこと。
「えっ、どこどこ?」って思いながらピアノの後ろのカウンターまで行くと・・・あった!
Vocalの欄に「Chiaki from Japan」と書いてから、テーブルに着いた。

遅い時間なので、さすがに客は大分少なくなってる。店内に着席すると・・・やってる、やってる!
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ベースとドラムは黒人で私の好きな感じにスウィングしてる。いいね~!
ピアノは白人でスウィングの感じは強くないけど、とても美しい。ギターもバイオリンもいい。
日本と違って譜面を使わないから、みんな互いの音をよく聴いてるし、音が生きている。
こんなバンドが福岡にいたら、一緒に演りたいよー。

ソロいっぱいの長ーい1曲が終わるとフロント交代タイム、セッションマスターが次の参加者の名前を告げる。
サックスとトランペットの名前を呼んだあと、
「それから名前が読めないけど、日本から来た人。」 (えっ今「Japan」って言った??)
「はーい、それは私!」 大きな声で叫んだ。

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勉強中のアマチュアと、ひと仕事終えて立ち寄ったプロと見える2人のセッションがスタートした後、
セッションマスターが私のテーブルにやってきた。

私はまず、私の名前をはっきり伝えた。(覚えてくれたかな?)
「で、何を歌うの?」
「On the Sunny Side of the Street」と、私。すると、彼が鼻歌を歌い始めた。
「こんな曲だっけ?で、キーは?」私は自分のキーを伝えた。打ち合わせはこれだけ。
「私、また呼び出してもらえるの?」「イエス」

2人の管楽器の出番が終わった。
「みなさーん、次は遥々日本からの参加者、Chiakiです!」 それまでにない大きな拍手が上がる。
(ワォー!こんなに拍手されたら、何か挨拶しなきゃ・・)
「みなさん、こんばんは。私は今日、12時間かかって日本からシカゴに到着しました。
 今夜はここアンディーズのセッションに参加できて、とっても嬉しいです!」

バンドはピアノ、ベース、ドラムス+ギターの編成。
ホントに打ち合わせはちゃんと伝わっているのかな?と思いつつも、スウィング式にカウントを出す。
バンドがすぐに反応する。 (ほー、ちゃんと始まったよ!)

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私が唄い始めた・・・すると、途端に店の空気がガラっと変わった!!

おしゃべりを止め、身を乗り出すようにする人。前の席に移動する人。身体でリズムを取り出す黒人の女性。
静かに、でも笑顔で聴いてくれてる女性。ステージ近くまで移動して来て、立ったまま聴いてる女子。
ミュージシャン席の面々もステージに注目。客席のノリがしっかり伝わってくる!!
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バンドの面々も、私の歌を1音でも聞き逃さないぞという感じで、よーく聴いて反応してくれる。有難い!
少しイレギュラーなリズムを刻んだら、すぐさまピアノが合いの手を!!

2コーラス私が唄った後、バンドのソロに。
(4人の大所帯、どこまでソロを回したらいいのか、わからなーい!)
まずピアノソロが終わり、ギターソロになる。次はベース?それとも?
すると、ステージ下からセッションマスターの声がした。
「ソロは、ここまででいいからね」 (あー、助かった!)

最後のコーラスを唄って、私のセッションタイムが終わった。
同時に起こった、なかなか鳴り止まない温かい拍手!!
真夜中を回ってて、大きなお店には20~30名しか残ってらっしゃらなかったけど、私には満場の拍手に聴こえました。嬉しいっ♪♪
そして、セッションマスターのめちゃくちゃ嬉しく光栄な、締めのMCが入る。
「She's so talented ! みなさん、もう一度拍手を。」(ウワーォ!なんて褒め言葉!!ありえない!)

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その後ハウスバンドの演奏が1曲あって、全てが終了。

出口に向かう一人一人のお客さんが、次から次に笑顔で私のテーブルに来てくれる。
「よかったよー」「楽しかった」「大好き」「驚きだ」「素晴らしい」等々。
驚きの賛辞の連続に、ビックリ。感激でした~。
そして、最後にお店の黒人のハウスピアニストが来てくれた。
「君の歌、とっても好きだ。素晴らしい、驚いたよ。」 (感動です、ありがとう!)

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セッションマスターと

ジャズボーカルを勉強し始めて16年余り。これまで自分で選択して、コツコツ頑張って進んできた自分の道が、
間違ってなかったと証明してもらえたような夜となりました。

これからも色々なことがあると思うけど、何がこようとしっかり胸を張って前を向いて進み続けられる!
そう思える位のいっぱいのものを得ることができた、この日のシカゴでのジャムセッションでした。

Thank you, Chicago!!
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プロフィール

CHIAKI  ICHIKAWA

Author:CHIAKI  ICHIKAWA
2ndアルバム“SUNNY SWIMG”
3rdアルバム“MOMENTS TOGETHER”
ディスクユニオンより全国発売中!

フリーのラジオアナウンサー、英語通訳者を経て第8回神戸ジャズヴォーカルクィーンコンテスト準グランプリ受賞。

ハッピージャズをテーマに、卓越した英語力と抜群のスウィング感、安定した歌声で内外のジャズボーカル通をも納得させる、王道を行く本格派ジャズシンガー。豊かな表現力はミュージカルを彷彿とさせ、日本人離れしたディクションの美しさには定評がある、福岡を拠点に全国で活躍中。

2ndアルバム「Sunny Swing」は「ジャズ批評」2010ジャズオーディオディスク大賞ボーカル部門ランクイン。
 
'06年「JOY」、'10年10月「SUNNY SWING」'14年11月「MOMENTS TOGETHER」をリリース。




✩これからのおすすめライブ☆


8月24日(金)
神戸北野坂 ベイズンストリート
フィリップ・ストレンジP

10月15日(木)
関西10周年記念ライブ!
大阪茶屋町 アズール
フィリップ・ストレンジP
荒玉哲郎Bヴォン・バロンD

11月15日(木)
福岡ニューコンボ
祖田修P丹羽肇B

詳細はHPでお確かめ下さ~い

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